市民は政治に何を求めているのか いばらき総がかり学習集会

2025/11/24 戦争する国つくりを許さない市民と野党の共闘で新しい政治を!

 

1124日「いばらき総がかり行動実行委員会」主催で「新しい政治をつくろう学習集会」が行われました。ローズWAMの会場に50名を超える参加で、冨田宏治関西学院大学教授の「市民は政治に何を求めているのか」のお話に続き、活発な質疑応答が行われました。

 

・学習会開催前にはオニクル前で「総がかり行動」を行い、市民のみなさんに参加を呼びかけました。

・2015年9月19日の戦争法(安保法制)強行採決から10年。戦争法の廃止を求める市民は、さまざまな違いを横に置いて「戦争する国つくり」に反対し、「戦争法反対」を一致点とする「市民と野党の共闘」を生みだし、「戦争させない、9条守れ、国民主権は渡さない」をキーワードにした、「いばらき総がかり行動」が、10年間欠かさず行なわれています。

危険な高市政権とそれを支える「岩盤支持層」の実態

・国民は、物価高騰への無為無策や「裏金作り」「統一教会との癒着」の自公政権に見切りをつけ自民党を少数与党に追いやりました。それを受けて誕生した高市政権は、憲法も民主主義も無視し、ファシズム的本性をあらわにした維新を取り込み、存立危機事態で国民を煽り、軍事国家作りに総動員することで危機を乗り越えようとしています。

・高い支持率を構成する「岩盤保守」は、新自由主義政策のもとで、競争と分断・差別の中で育ち「自己責任」の名で苦しい生活を押し付けられてきた若者と中間世代であり、苦しみの根源が「自己責任」ではないこと、「自分ごとは政治ごと」に気づき、苦しみを作った「犯人探し」をはじめています。

「手取りアップ」「日本人ファースト」「高齢者・障害者とマイノリティー排除」「ジェンダー平等嫌悪」など、次々とカーニバルのように「犯人探し」が行われ、陰謀論やデマまで含めたSNSの拡散などを通じて、その都度支持対象が変化している様相がデータで確認できます。

「新しい政治」をつくる「新しい取り組み」に挑戦しよう

 富田先生は20237月に「茨木から大阪の未来をつくる会」が開催した学習会で「公共(コモン)でめざすこと 現実を受け止め何から始めるか」をテーマにお話をしていただきました。今回は総がかり行動実行委員会がお願いし「新しい政治をつくる」をメインテーマにお話をしていただきました。

 「新しい政治」を作るのは私たちです。どうすれば良いのか、新しい取り組みへのヒントが示されました。

 

苦しみの根源が「自己責任」ではなく政治の仕組みにあることに気づいた「岩盤保守」と呼ばれる人たちとの対話を進めること。「説教」や「説得」でなく「聞く」こと。東京杉並区の取り組み、ベルギーでの極右との戦い(アントワープモデル)、ニューヨーク市長マブダニ氏当選の力など、人々の「怒り」や「なんとかして欲しい」思いの矛先を「誰かのせい」ではなく「仕組みのせい」として議論の土俵を変えること、そこから新しい仕組みを一緒に作っていく信頼関係を作り出していくこと。