ユニオン総会・・・ ブラックバイト・奨学金そして若年層の貧困」大内裕和さん講演・・・大きな運動の広がりを生み出す気配を感じた

2015年5月10日 第5回総会 60名の組合員&市民&学生の参加

▼ユニオンの基本的スタンスである「小さな声を聞く」ことから「社会を変えていく」ことを合言葉に運動をすすめてきました

▼障がい者の生活と雇用を守ること、シングルマザーの生活をサポートすること、非正規の労働相談を解決し要求を実現すること、そして、裁判・争議に勝利するために全力を傾けた5年でした。

▼ユニオンのもう一つの運動である地域コミュニティ―の活動にも積極的に関わってきました。「慰安婦」差別発言を許さない運動、危ない教科書を子どもたちに渡さないための北摂の運動、「戦争できる国づくり」を許さない運動などの要として、幅広いネットワークをつくるために奮闘してきました。

▼また、多くの市民がさまざまに利用できる事務所、ひとり親家庭の子どもたちを受け入れる学習サポートなどにも事務所は活用され、ほとんど一日隙間がないような盛況ぶりになっています。

▼この総会では、これまでの運動を振り返り、問題や課題を共有すること、そして、新たな運動をどのように作り上げていくかを論議することにあります。▼記念講演で、中京大学の大内裕和さんから「ブラックバイト・奨学金・若年層の貧困」と題してお話をしていただき、関西学生アルバイトユニオンの仲間から「ユニオン結成の思いと運動」という視点を話していただきました。

▼組合員、サポーター、関西学生アルバイトユニオンの学生、市民、そして、党派をこえた茨木市の議員など60名近くの参加者で、私たちユニオンの今後の運動のひとつの課題である「貧困化する若者と地域ユニオンとのネットワークをどうつくるか」を深めることができるかを話し合いました。

▼「居場所」とは、茨木のソシオⅡの事務所だけを言うのではなく、「HP」「FB

「ツイッター」などをとおして受容できる場もあることを気づかされました。

▼全身就活時代の中で困難な状況に追い込まれ自虐的にならざるえない学生や、もっとひどい賃金で違法に働かされているブラックバイトに苦しむ高校生にまでアプローチする大切さを確認する総会でした。


【大内裕和(中京大学)さんFBから】

・昨日、大阪の茨木で行われた「サポートユニオンWith you」ユニオン総会で講演を行いました。講演には現役の大学生から高齢者の皆さんまで、多くの方が参加されました。特に関西学生アルバイトユニオンの皆さんと一緒に参加できたことが嬉しかったです。

・講演はとても熱心に聴いていただきました。ブラックバイトの実態、それが生み出された社会的背景、深刻な奨学金問題などについてお話ししました。

・講演終了後も多くの方から質問が出されました。ブラックバイトや奨学金、若年層の貧困についての関心が強まっていることがよく分かり、貴重な機会となりました。 


【参加者HKさん】

・家計(親他)の状態→当然バイト+奨学金という名のローン(正に貧困ビジネス)→バイト先は正社員並みの拘束時間と違法満載と責任過多の<ブラックバイト>→勉学に費やす時間が現実的に無い(職場の要請から講義への出席を削る)→ひたすら正規雇用を目指す就活→にも拘らず非正規社員→(正規雇用となったところで)奨学金の返済→若年勤労者に高負担→結婚の断念・・・。

・知性を求め社会を構想する余裕も時間も無い。「反知性主義」に取り込まれて行くのも無理はない。親を含め正規雇用を目指す就活は『今だけ、金だけ、自分だけ』の内向き排他の人生哲学を育んでしまう・・・。

この貧困状況の構造的連鎖、「関西学生アルバイトユニオン」の学生と大内裕和氏の講演は、出口なき現況と、兵士リクルートまで展望した財界と「取り戻す派」政権の深謀を明らかにしてゆく。しかしある可能性を示していた。

50年前の学生と違い、彼らは労働社会・消費/生活現実の渦中に在って、頭でっかちではない「構想」へと辿れる地についた「論」を準備しつつある。そこに可能性を視たい。

・もちろん、多くは、連勤(連続勤務)自慢や連徹(連続徹夜)自慢をしながら、現実に順応し「ブラック」を前提として受容れ、そこを回避することを揶揄したりもする。が、この倒錯した「受容れ」が虚構だと心底では知っているに違いない。

・サポートユニオンwithYOU に限らずユニオン運動が、困難な事態に在る学生と繋がる道理と必然が見える。

・これから学生になって行く子女を持つ若い母親・父親に、現実を伝えたい。 


【参加者DSさん】

・大内裕和さんのお話しはわかりやすくて問題点が整理できました。

・大学生の話も聞けて良かったです。

・高校アルバイトのブック化も気になります。高校生の実情も把握する必要がありそうですね。但し、私はもう高校現場から全く離れています。一度、現役の高校の教職員組合の役員に話してみましょう(会える機会があればですが)。

7月に私が教えている大学での授業「人権教育論」で奨学金・ブラックバイトを取り上げます。関西学生アルバイトユニオンの方をゲストで招く予定です。


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コメント: 1
  • #1

    いこら (水曜日, 13 5月 2015 08:56)

    総会宛の、メッセージを紹介してほしい。

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