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いばらきピースパレード 100名結集

2021/12/19 12月いばらき総がかり行動

・今年最後の総掛かり行動でした。なんと100名近い市民の方々がピースパレードに参加、「国の横暴を許さないぞ!」との声を茨木市のど真ん中で上げました。
・今年一年、次から次へと無茶苦茶な国政には本当に並行しましたが、生き生きとした市民自治を実践してこられたことを誇りに思います。
・特に遺骨土砂問題意見書運動の際は、若輩者の私の思いつきを力強く支えて下さり、全国に先駆けての意見書全会一致可決という成果に繋げて下さいました。大学を休学し、コロナ禍の中で何をしようか迷っているとき、市民自治の魅力を教えて下さった方々には本当に感謝しています。また、私たちの運動を見守って下さった市民の方々皆さんにも、心からお礼の言葉を言いたいです。
・来年も何が起こるか判りませんが、地元にいる間は引き続き一人の主権者・市民として、出来ることを精一杯やり続けたいです。
・今後ともよろしくお願いします!
※パレード出発前、噴水前広場で読み上げた(警察の方から時間厳守のプレッシャーを掛けられ、早口&何カ所かすっ飛ばさざるを得ませんでした苦笑)アピール前文です。
(西尾慧吾さん)
・大嶺共産党市議、新社会党の私、社民党から大椿さん、新婦人の会、教組退職者会、放射能から子どもを守る会、茨木労連、「遺骨を辺野古埋め立てに使うな」からそれぞれアピール。
・そのあと高橋筋から別院町、東西通り、中津イオン、中津公園とピースパレード。
・参加者みんなで記念写真を撮り解散。来年もこの超党派で憲法改悪を許さない、参院選勝利に向けて取り組みます。
(山下けいき)
「2021年12月19日 第77回茨木総がかり行動のアピール」
2022年は所謂「沖縄復帰50年」の年です。しかし、国の沖縄いじめを見ていると、沖縄にとって日本は復帰すべき「祖国」ではなかったとさえ思われます。
沖縄では、2019年2月24日の県民投票で7割を超える県民が辺野古新基地建設に反対しました。にもかかわらず、埋め立てが強行され、そこには沖縄戦戦没者のご遺骨が残る土砂まで用いられようとしています。新基地建設反対を訴える県に対する、優遇税制廃止や振興予算切り下げなど、岸田政権の沖縄いじめは目に余ります。
沖縄の面積は日本全体の0.6%に過ぎません。そこには日本の7割の米軍専用施設が押しつけられています。基地があるために事件と事故が相次ぎ、市民の命・生活・人権が犠牲にされています。
国が沖縄に押しつけている問題が、いつまでも沖縄の中だけに留まるとは限りません。すでに伊丹や岩国・横田・横須賀・三沢の基地を舞台に、日米共同の軍事訓練が行われ、全国にオスプレイが配備され、F16戦闘機が低空飛行を繰り返しています。来年には市民を監視下に置く「重要土地等調査規制法」が施行されます。コロナ対策や生活保障は切り詰める一方で、軍備を増強する6兆円を超える防衛費が計上されています。自民・公明・維新・国民民主が相乗りになって、9条改変と緊急事態条項導入を狙う憲法改悪が推し進められようとしています。
私たちは、2015年の安保法制(戦争法)強行採決以来、「戦争させない。9条壊すな。国民主権は渡さない」を共通の思いとして、市民と野党が共同で毎月19日に総がかり行動を実施しています。その取り組みは、「遺骨土砂問題」の意見書運動や野党統一候補で闘った衆議院議員選挙など、「市民自治」と「市民と野党の共闘」の新しい発展に繋がっています。茨木市から始まった「遺骨で基地を作るな!」という意見書採択が、全会一致や圧倒的多数での可決という形で、豊能町・能勢町・吹田市・高槻市・豊中市など、北摂に広がっています。
2022年は、これらの取り組みを一層推し進め、草の根の運動で国の過ちをはっきり正し続け、憲法が生きる一年にしましょう。