第33回コミュニティユニオン全国交流集会

2021/12/4・5 静岡県立大学草薙キャンパスに参加して

・昨年の横須賀大会はコロナ禍で大幅に縮小され当ユニオンからの参加は見送ったので、2年ぶりの参加となりました。

・今年も未だ予断を許さない状況から飲食を伴う全体交流会は中止となったとはいえ、「生きることはつどうこと コロナをのりこえ、連帯を深めよう!」のスローガンの下で、「対面での大規模集会ができてよかった」という声が多く聞こえました。

・笹沼弘志さん(静岡大学)の記念講演では、コロナ禍においても給付金の対象外となる社会的排除が起こったり、自助ばかりが強調されて権利が蔑ろにされたりといった厳しい状況にあるからこそ、日本国憲法で保障された団結権を守りつつユニオンが行動する大切さについて考えさせられました。

・2日目の分科会は「たのしいユニオン」という他と毛色の違うものに参加しました。座学よりも実践主体のワークショップで、コミュニケーションや自己表現することに重点を置いたミニゲームを楽しみました。4人一組で文節ごとにリレーし物語をつくるゲームでは、「相手が何を言ってくるか想像する」「解決されてない情報を拾い上げる」等、自分はじめ参加された皆様思い思いに頭を回転させていたようです。

・分科会と全体集会のあとは、有志イベントとして次世代のユニオン運営を考える交流会がありました。やはり多くのユニオンでも高齢化による世代交代が課題になっているようで、その解決に向けた意見交換は大いに盛り上がりました。

・当ユニオンの取り組みとして行っている「ワークルール出前授業」とその感想の一部を紹介すると興味を持っていただいた方も多く、「うちでもやってみたい」という声もありました。

 

・2日とも参加したことは今回が初めてなので、他地域にあるユニオンのみなさんと交流を持つ有意義な時間が持てたと思います。