憲法3原則授業で「自衛隊活動」「天皇の国事行為」って特異じゃない?

2020/5 子ども向け京都テレビ授業(主催は京都市)それがとんでもない内容

 

【どう思いますか?】 テレビ授業「がんばれ!京都のこどもたち」小6社会。

 

・コロナ騒ぎで休校になってしまった中でのテレビ授業、素晴らしい取り組みだと思い、予約録画して見てみました。

・ですが、小学校6年生の社会の授業。とても違和感というか、問題があると感じた点があります。特に気になったのが、日本国憲法の三原則をテーマにした場面です。

 

 ホワイトボードに、三原則が挙げられます。

・基本的人権の尊重

・平和主義

・国民主権

 そのあとに、3つの写真が貼りだされます。

・震災時の自衛隊の救助活動

・まちのユニバーサルデザイン

・天皇陛下が保育園を訪問

 そして、この写真を三原則と関連付けさせるのです。

・被災地における自衛隊の活動なので「平和主義」

・ユニバーサルデザイン、人権に関係することなので「基本的人権の尊重」

・天皇は国民のまとまりということなので「国民主権」

 と、関連付けていくのです。それを「正解!」とは言わず「グッジョーブ」と言うのです。

 

・そもそも設問自体に問題があり、おそらく「正解」としたら問題があるから、グッジョブにしてるんかなと、憶測ながら思います。正解のない設問が悪い訳じゃないけれど、自衛隊=平和主義、ユニバーサルデザイン=基本的人権の尊重、天皇=国民主権、という、印象を与えてしまうだけの設問ではないやろか……。 どう思いますか?

 

 <https://www.facebook.com/ayurun/videos/2476216115812695/

https://www.facebook.com/ayurun/videos/2476216115812695/