イェール大学に少女像が設立される

特別寄稿 西尾慧吾さん(イェール大学) 沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会の学生代表で、2019年茨木市『非核平和展』に遺品展示をしていただき、トークセッションにも参加。茨木市出身。

・3月1日、Yale大学の学生団体Stand withComfort Women(STAND)とコネティカット韓人会との共催で、平和の少女像の除幕式を行いました。この少女像は元々、2016年に所謂「従軍慰安婦」サバイバーである李玉善氏・姜日出氏が大学を訪れ、ご自身の体験を証言されたことを記念するため、大学のキャンパス内に設置される予定でした。しかし、一度は2019年5月に設置されたものの、2週間で大学から強制撤去され(表面的な理由は、「少女像が、キャンパスに特段の関係がなく、強い独自性もない作品なので、キャンパスに設置するアート作品の条件を満たさない」というものでしたが、裏には政治的な判断があったように思えてなりません)、2019年11月まで、キャンパスの辺境地(中心地から徒歩1時間弱)の駐車場に放置されていたままになっていました。様々な方々のご協力で最終的にキャンパスから車で15分程度の距離にあるコネティカット韓人会館に無事設置することが出来、ひとまず安心しています。

・除幕式では慰安婦問題に関連して活動しておられる方々によるスピーチの他、STANDメンバーがこの問題に関連して作曲した音楽作品の演奏、またSTANDの活動にかける思いや今後の展望に関するスピーチが行われました。私はSTANDメンバーを代表し、来年度のSTAND代表と共にスピーチに立ちましたが、特に日本人としてこの問題の解決に向けて活動しなければならないという責任感に突き動かされて活動していることや、アメリカでの学生の動きが日本の学生にとってのインスピレーションになることを期待する旨などをお話ししました。

STANDは国籍やジェンダーの違いを超え、「軍事性暴力」という人類普遍の課題について、単なる政治課題ではなく、人権に関わる問題として学び、議論することを目指しています。少女像を建ててからが活動の正念場だと思いますし、私はSTANDと日本との架け橋になり、日本国内でもこの問題の解決に向けたうねりを作り出せるように活動していきたいと考えています。日本の学生や活動家・研究者の方々と連携し、共に学び合うために、STAND訪日ツアーをしようという計画もあります。学生だからこそ出来ることに誠実に取り組み、正義の実現に向け、微力な がら貢献していくつもりですので、私たちの活動に少し注目して頂けると嬉しいです。

 

※西尾慧吾さん:沖縄戦遺骨収容国吉勇応援会の学生代表で、2019年茨木市『非核平和展』に遺品展示をしていただき、トークセッションにも参加。茨木市出身。

 

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