ユニオンは1500円を要求しています
・あなたの働いている事業所で、最低賃金が改定されなかったら、ユニオンにご相談ください。すぐに、サポートします。高校生でも、大学生でも、短時間アルバイトでも、試用期間でも、最低賃金は909円にかわります。
・「1500円って高すぎない」っていう声が聞かれますが、1500円で8時間1ヶ月(172時間)働いても額面は25万円ほどにしかなりません。控除されれば、20万にもならないと思います。
・子どもの教育費、高齢者の扶養・医療の補助費など社会保障が引き下げられていく社会にあって、1500円は、文字通り最低賃金だとユニオンは考えています。
・最低賃金1500円が、憲法25条にうたわれている「健康で文化的な最低限度の生活」を送るために必要な金額です。生活に余裕ができれば、余暇や趣味に使うお金と時間が増え、それだけ消費が増加します。このようにして「経済の好循環」が生まれると考えます。
・7月27日、開催された中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
・大阪は26円、滋賀・京都・兵庫は25円、奈良・和歌山は24円のアップに改定されました。
・労働者側委員は、3年以内に、最低賃金額が800円以下の地域をなくし、東京・神奈川・大阪など1000円への早期到達を主張しました。地域別最低賃金の848円の全国水準で法定労働時間働いた場合でも年収200万円に到達しない状況の中で、働いて稼いだ賃金で家族とともに生活し、将来展望が描ける社会を実現すべきであるとも主張しています。
・さらに、生活文化圏や経済圏が広範囲となり、隣県との格差拡大が働き手の流出にもつながっている状況を是正するためには、地方最低賃金審議会の自主性発揮を促すことが必要であり、目安額を示す際はこうした点を考慮すべきであると主張しています。
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