CUNNメール通信から N0.1062 2016年4月19日
・ 4月15日、最低賃金大幅引き上げキャンペーン委員会のよびかけで『「いますぐどこでも最賃時給1000円に!時給1500円をめざして」ファストフード労働者国際連帯行動in東京』として、下町ユニオン、ユニオンネットお互いさま、東京東部労組、千代田ユニオンのなかまも参加し、渋谷センター街、マクドナルド店舗前、渋谷駅ハチ公前で行動を行いました。
・ ハンバーガーチェーンのマクドナルドなどで働く労働者の処遇改善を求める「ファストフード世界同時アクション」が4月15日に行われ、東京では若者でにぎわう渋谷センター街などで声を上げた。首都圏青年ユニオンなどでつくる東京実行委員会が呼び掛けた行動。
・ 日本の最賃の最高額は東京の907円で、年間フルタイムで働いても年収200万円に満たない。青年ユニオンのメンバーは「米国ではニューヨーク市やカリフォルニア州で最賃15ドル(約1800円)が実現しており、日本でも大幅に上げるべき。最低1500円は生きるために必要な要求だ」と呼び掛けた。アピールは渋谷ハチ公前でも行われた。
・ 北海道の病院で管理栄養士をしている女性もアピールに参加した。「北海道の最賃は764円。でも仕事の内容は東京と同じ、生活用品の値段も変わらない。全国一律の賃金にしてほしい」。
・ インターネットで行動を知ったという契約社員の男性は、訴えを聞きながら「いきなり1500円は難しいかもしれないが、生活を保障できる賃金の設定ができるよう、社会のシステムを変えていく必要があるのでは」と話していた。
・ この日の行動は、全国26都道府県の約45カ所で同時に行われた。
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