4/24 ハローワーク雇い止め裁判・最終弁論報告
・ 4月24日、最終準備書面のやり取りの法廷で、次回5月29日(金)13:30が“判決の日”とのおっ達し(?)があった。
・ 誰しもが、「え!そんなに早くて大丈夫!?」と思ったにちがいない。通常では最終弁論から判決の日まで、2,3か月はかかると聞いていたから。と同時に、「裁判長はこの件に真摯にとりくむ気があるのか」「もう結論を出しているのでは」と不安な気持ちにさせられたのではないか。
・ 被告からの最終準備書面を読むと怒りがふつふつと湧き上がってくる。とりわけ、原告時任さんが一人ひとりの求職者に時間をかけていねいに対応されていることを「求職者を早期に就職に結びつけることが目的」「他の求職者の相談時間が短くなる」「他の求職者を別の非常勤職員が対応しなければならなくなる」と効率しか考えていず、あげくの果ては「原告が担当する以外の求職者および別の非常勤職員から不満が出てもやむを得ない」と捏造したり(不満などでていないどころか、証人陳述書にもあるように彼女の働きぶりは他の職員からも高く評価されていた)「原告自身、このような問題意識を有していない」と原告の名誉を傷つけるような悪意に満ちたものである。
・ 自分たちの都合によって再任用をくり返し、都合が悪くなれば「競争原理によって破れたのだから不採用はあたりまえ」と言い放つ、この冷酷さ、非情さ!まさに“使い捨て”そのもの!しかも、ハローワークで!
・ ここ数年、全国のハローワークで毎年2000人もの非正規職員が雇い止めにあったという。全国の非正規社員ではいったいどのくらいの数になるのだろう!
・ 残業代0法案、労働者派遣法改悪、そして非正規雇用・・・これらのすべてに労働者一人ひとりの“かお”が見えない。労働者としての“にんげん”がいない。かの詩にならって“にんげんをかえせ”と言いたい。
・ ユニオンとして組合員である原告の尊厳を取りもどすために奮闘する決意です。
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いこら (火曜日, 05 5月 2015 11:12)
先日36年勤めた会社を退職して。離職証明持ってハローワークへ行った。
窓口は若い女性、何でやろ~上から目線に感じる。
いこら (金曜日, 15 5月 2015 10:47)
ハローワークに行くのは、何十年ぶりで不安でした。
1、学歴が高校中退
2、会社で、配達業務36年
3、職歴は、大工見習い、営業、工場、
4、何の仕事が出来るのか。(親切な対応が、心強い)