ベトナム料理をつくって交流

2019/11/23 共生ジャーナル② ベトナム留学生マイさんを囲んで

フーンゴックマイんの感想

・私には今回は初めての体験で茨木のクリエイトセンターでベトナム交流会に参加しました。
・日本人のみなさんにベトナムの馴染みがないあげ春巻きを作ることを体験してもらって、そして楽しんでもらいながら食べきってくれて本当に嬉しかったです。
・また、ベトナムのことも日本のこともたくさん喋ったりしてお互いに相手の母国のことをより深く分かってきたじゃないかと思います。
・私にとっても参加者にとっても日常生活にはなかなかない機会だと思います。今回の交流会を参加させていただき誠にありがとうございます。とても良い出会いに恵まれて嬉しかったです。これからもよろしくお願い致します。
■増え続けるベトナムの留学生、外国人労働者
・茨木市の2018年度の統計によると、総人口約28万人の中で、外国人が3,600人ほど住んでいます。その中で、中国1,200人、韓国・朝鮮930人、ベトナム210人、そして、フィリピンが150人ほどです。なお、最近著しく伸びているのがベトナムで5年前に比べて6倍になっています。これは、全国の傾向とほぼ同じです。
■ユニオンのスタンス
外国人への日本語教室は、沢良宜、総持寺、豊川で行われています。外国人労働者も方もおられるようですが、いろいろな理由で渡日された外国の妻子へのフォローも行っておられます。こうした言語交流も共生社会に大切なことだと思います。
・一方で、外国人の技能実習生は増え続けています。茨木でも解体や建築現場、土木の労働現場で増えてきていますが、地域社会との交流がまったくありません。
・以前ユニオンが団交をした土木会社もベトナムの技能実習生を受け入れてはいるのですが、彼らは事業所の敷地内の文化住宅で生活していて、休みの日以外は地域と関わることがまったくありません。
・このベトナム料理をつくって交流しようというユニオン企画は、茨木市の後援を得て「広報いばらき」(11月)に掲載されたことで、ユニオンとは関係のない多くの市民が参加されました。
・このとりくみを通して、参加された市民が町に住む外国人労働者とのバリアーを解かすことができれば、地域がもっとグローバルになるだろうと思っています。
・こうした地域の交流の広がりから、ユニオンへの労働相談がひろげていきたいと思っています。