茨木市で奨学金返済の利子分を補給の事業はじまる

ユニオンの要求と市会議員の運動で予算化

・ユニオンは「若者の貧困」にターゲットをあてて運動にとりくんできました。

・とりわけ「奨学金制度」で、中京大学の大内裕和さんから問題点を学び、運動では関西大学生協学生支援のメンバーと「やめまれません、返すまでは『奨学金』」のリーフレットをつくり運動をすすめてきました。

・この活動を支援するかのように、2014年6月茨木市議会で、「国会及び政府に対し、給付型奨学金制度の大学生への拡充、無利子の貸与型奨学金制度のさらなる拡充を強く要望する。」という意見書を提出しました。画期的なことです。

・そして、2015年度から「大学の奨学金返還の利子額分の給付事業」を予算化されました。最大2万円/年の少額ですが、20年間の返済期間で年利3%もの利子(480万が20年間で650万にもなる)をのせて返還させるサラ金さながらの日本学生支援機構の在り方に一石投じる事業だと思います。(日本学生支援機構のある運営委員は、滞納しているものを「自衛隊にインターンシップに行かせればよい」ととんでもない発言をしています。)

・こうした具体的な運動をとおして、一歩でも給付型の奨学金制度に近づける闘いをすすめていきたいと思います。