2,000人の労働者を組織したエキスポ70

・4月5日、ローズWAMで女性初の大阪総評オルグの伍賀偕子さんのエキスポ綜合労働組合のお話しを聞く学習会をサポートユニオンwithYOUとCU関西ネットとの共催で行いました。

・多くの問題を抱えながらスタートするであろう夢洲万博の労働者の受難をサポートする受け皿を直ちにつくろう!
【4/5学習会まとめ】
・夢洲万博のテストランが行われました。これは、学校であれば万博に行くときに下見をしないといけないので教員が参加されています。この時期は新学期で忙しく、休み返上して下見に行かなければなりません。
・今この時期は季節もいいのですが、5月6月になれば一気に暑くなります。暑さがどうなっているのか想像もつきません。そういう状況で万博が開催されて、2000万ぐらいを目標にしてやるということなんですが、いろんな問題が出てくると思います。開催にこぎつけた万博ですが、頓挫する可能性ははなはだ高いように思います。
・1970年のエキスポ綜合労働組合について伍賀偕子さんから学びました。1週間ではじまるこの時期に何を今さらと思われる方もたくさんおられたんですが、やっぱりきちっと70年のエキスポで働く労働者に寄り添って労働者を2000人以上を組織した闘いがあったこと、千里丘陵の万博の中で労働相談所をつくり労働組合事務所をつくっていろいろな行動、争議、連帯の活動をされていたことを、今回どのように引き継いでいくことができるのか。それがこの学習会の目的でした。
・おそらく、連合の方も万博で働く労働者を無視することはできないので相談の窓口を設けるられると思います。連合は小回りがきかないということもあるので、地域の労働組合や共産党系の労働組合にも働きかけて、それぞれが相談の受け皿をつくる流れを、この学習会の共通確認としてはじめたいと思います。
・有給休暇発生の6ヶ月問題、社会保険に入れるのかどうかの問題、労働災害の問題など、エキスポ綜合労働組合のような単一の受け皿ではなくても、それぞれの労働組合が受け皿になり労働者の受難に寄り添うスタートをここからはじめたいと思います。
・われわれ一人ひとりには力がないけれど、すべての労働センター、地域の労働組合の矛先をそろえて、それぞれ連携をとりながら頑張りましょう。
さっそく、発信していきます。

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