2022ユニオン旗開き

2022-1-8 旗開き@ローズWAM

サポートユニオンwithYOU2022旗開きが、「通天閣に黄色が灯る」というオミクロン株感染爆発の直前に行われました。非正規労働者の組合員の生活と労働を守るユニオン運動の大切さを確認する2022年の旗開きスタートでした。また、憲法9条を守る地域運動を継続し参議院選挙での勝利を勝ち取ろうと確認しあいました。

・2022年旗開きが、1月8日(土)ローズワムで開催されました。2年ぶりとなりましたが、30人を越える参加者の下、堀切哲書記次長のソフトな口調のあいさつで始まり、「コロナ禍でこうしたリアルな交流ができなかったことは寂しかった、今日みなさんとあえて大変うれしい。しかし、貧困が深まる中で一層団結してとりくみたい」と話しました。

・第1部は野々上愛府議による「万博・カジノ、維新政治」を焦点にした3月までの大阪の政治状況が報告されました。「新型コロナウィルス感染拡大で大阪府は黄色信号を灯したが、取り立ててその対策を示さず黄色のイメージでやっている感を出して府民をだますのが大坂維新のやり方だ。」 

・そして、IRカジノに関しては「市民に夢をばらまき儲け話を打ち上げるだけで、2029年にオープンできるのかという工程もあいまいだ。夢洲IR地区土地改良800億円を起債によって投資し、その負債を市民に押しつけようとしている。交通アクセスも決まっていなくまさに砂上の楼閣である。3月の府市議会での決定を止めるための市民運動が大切だ。」と話されました。

・第2部は地元茨木市議の山下慶喜さん、山本由子さん、西本ちかこさん、社民党大椿裕子さんがそれぞれ今年にかける抱負を語られました。大椿裕子さんは「大阪9区とりわけ茨木市のみんなと選挙を戦い、これから社民党阪急事務所を中心に文化活動や女性問題、貧困問題を考えていきたい」と話されました。ユニオン関係では佐藤晃司さん、泰山義男さん、住谷章さんから連帯の挨拶を頂きました。

・その後組合員、サポート組合員がそれぞれの近況報告と今年の抱負を話されました。

・昨年12月学習サポートの子どもたちと交流した茨木在住のベトナム人労働者のクエン・サポート組合員も参加され、彼を日本語支援している岸サポート組合員は「個人の夢をかなえ社会を良くしていこうとの思いのある青年で、一昔前の日本の声を見る思いだ」と話されました。ユニオン結成以降ともに歩んでいる障害のある平山つばささんも参加され、和やかに交流出来ました。

・ユニオンが幅広い活動の拠点になっていて、それぞれ社会的運動の課題を持った組合員やサポート組合員が参加され、こうしたユニオンの運動に多くの方からお褒めの言葉をいただきました。

・ユニオンには解雇や最賃の相談が正月から続いていて、相談活動や個別労働紛争解決に手を抜ことなくユニオン活動をすすめ、夢洲カジノ計画は府・市議会で同意されれば4月に国に申請される日程の中で金融とゼネコンを儲けさせる維新政治、そして改憲勢力の拡大を防ぐための大きな山場を迎える夏の参議院選挙に勝利しようと意志一致する場となりました。