【通信38編集後記】

NO38ユニオン通信(2019/8月号)編集後記

 議院選挙が終わりました。

 大阪の選挙結果は野党が1議席も取れず目を覆うばかりの惨状でした。何よりも森友問題を鋭く追求されていた現職の議員が落選されたのがとても残念です。

毎回選挙の度に期日前投票に行きます。投票日まで命があるかどうか分からないからと言うのが私の理由です。(投票所で理由を問われるのです。あてはまる項目は有りませんが。)

 車椅子利用で投票すると係の人が付いて来て上から覗き込む人もいるので「覗かないでね!」と釘を刺すのです。比例は〇〇さん、選挙区は〇〇さんしっかり書いてきました。

 期日前投票の帰りにビラを配っている創価学会の女性たちに遭遇。連れ合いがイチャモンつけに行ったついでに私も好きな事を言ってきました。こういう機会があるから選挙は楽しい。

更に「れいわ新撰組」の登場が選挙をワクワクするものに作り上げていったように思えます。4億円を超える寄付を集め立候補者も10名出し。228万票を獲得し政党要件を満たし、重度障がいの方を2名国会に送り出しました。日本のメディアは「れいわ新撰組」を選挙中は無視しましたが重度障がいの人が国会議員になるのは世界でも初めての事として海外メディアは注目していました。お二人の人と成りも海外メディアで知ることができたくらいです。

代表の山本太郎さんもそうですが今までの政治家とは違う人たちが、特に当事者が国会議員になり生きづらい日本の社会に風穴を開けていけば私たちは救われます。

 選挙が終わった途端安倍晋三はまたもや誰も望んでいない改憲を持ち出し野党の一部を取り込もうとしています。今回の選挙で明らかになったように野党共闘は大きな力になります。野党ががっちり手を組み次の選挙では必ず安倍政権を倒せるように!

 山本太郎さん、政党の代表なので党首討論で自民、公明、維新の会をぼろぼろにやっつけて下さい。楽しみ。)メディアも無視できないね。

 

(瀬川和子)