釜ヶ崎夜回り 小柳伸顕さんの最後の授業

2016/3/5 ユニオンのスタッフとして最後の授業を見てきました

・ 3月5日(土)釜ヶ崎「子どもの里」では今年最後の夜回りがありました。いつものように子どもたちが夜の8:00に集まり、また大人たちの支援者も同様に集まってきます。最近は大人の支援者が多く授業がやりにくいと小柳さんは苦笑いされていましたが、多くの人が注目をしている証なのでしょう。

・ 夜回りする前に小柳伸顕さんのお話が1時間半ほどあって、テーマは毎回変わりますが様々な問題を投げかけて現実と向き合うヒントを提供されています。この日は「日本国憲法」がテーマで、11、12、13、14、25、97、99という数字を並べられてこの数字は何の数字ですかという質問から始まりました。小柳さんは愛隣小学校のケースワーカーとして関わられたのが48年前、子ども夜回りの学習会の講師として関わられて30年間常に釜ヶ崎と向き合ってこられました。

・ この学習会は、「子どもの里」を支える荘保共子さんと二人三脚で行われてきたものですが、夜回りに行く前に、今日も荘保さんが子どもたちに路上生活者の話をされていました。「子どもの里」が発行した相談連絡先の書いたプリントを持った人が、先週梅田で自死されていたこと。夜回りでもらったおにぎりを食べ、温かい味噌汁を飲みながら「何とかこれから1年生きていける。」と元気づけられた人の紹介をされながら、生と死が隣り合った釜ヶ崎の現実を提供され、夜回りの持つ意味を確認しながら夜回りがスタートします。

・ 今回夜回りには、最初の部分だけ参加したのですが新今宮駅に近いところで、失礼しようとしたら、高校へ行っても参加している高校生から「1月にここで路上生活した人が亡くなった場所なので黙とうしてから帰ったらいいよ。」と言われてほかの参加者と一緒に黙とうしました。このように短い時間の参加だけでも、様々な路上生活者の死という現実に向き合うのです。

・ 学習会で配られたパンフレットには、「夜回りはひとつのきっかけ」と書かれています。きびしい寒さの中で路上死が日常的に発生する現実、夜回りの傍で罵声を浴びせる若者がいる現実から何かを感じ、多くの人と共に考えることが大切なのです。

 

・ 最後は、かつて子ども夜回りに参加し、今は子どもさんがいる女性から花束が手渡され感謝の辞が述べられましたが、今日の授業で後進に譲りたいと述べられる小柳さんに対して、荘保さんはまだまだ続けてくださいとお願いされていました。もし続けるとしたら子どもたちの表現力を伸ばせてやりたいので綴り方教室のような形で関わっていいと小柳さんの絶えることのない意志が表明されていました。

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コメント: 1
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    池迫啓一 (土曜日, 26 1月 2019 15:47)

    今も元気で活躍されていて嬉しいです。禍難は他人事と思っていたら、アメリカから帰国後突然ストーキング村八分が始まり、北海道に英語の教師で呼ばれ、村八分で、農家手伝い、大工手伝い、もっぱら林業に従事して、季節で九州と北海道を行ったり来たりの生活をしていました。九州に帰省して転職を考えていたら突然ニセ警察が大量に戸別訪問、逮捕未遂、不法侵入をさんざん繰り返した後、不当逮捕監禁精神科監禁されました。所持品強奪現金も強奪し返却もしない悪質な犯行でした。何も障害もないのに深夜新星タクシーで移送。なぜか家族全員呼ばれ宗像市から遠く離れた大野城乙金病院で夜中過ぎから早朝まで診察。何も異常なく帰宅することになったはずが突然強制措置入院させられ、死刑囚のように突然両脇を抱えられて保護室に投げ込まれ、5人でとびかかられマットレスに投げ倒されベルトを外され鎮静剤をうたれました。

    後で調べたところ予防観察法施行の後で警察署長が突然創られた福祉政策課で説明研修会を開催していました。治安維持法時代と同じ状態のようです。ネットでその後被害者の会を見つけて連絡を取り合っていましたが殺害されたのか死亡失踪連絡も取れなくなりました。その後宗像市では生活安全課ができ警察の決定でやりたい放題なんでもできる条例が通過。社民党西山議員は市民のための警察ができましたとせんでんしていましたがとんでもない誤解で自身も票田を取られて突然落選。土整備を取られ個人的な談合で何でも決定、いろんな業者が外部から勝手に仕事受注侵入。デタラメな行政になってしまいました。児童相談所が児童誘拐監禁など、世田谷区などでも役所乗っ取り児童監禁など問題化しているのと同じ犯罪者クーデターが起こされていました。不当逮捕拘禁を保護と偽り国費で保護費支給されこれが病院施設経営や裏金になるそうです。

    警察に問いただすとほとんどが正規採用ではなく不正で作文もできないような人が突然できた刑事課などに配置されていました。私だけかと思っていたら全国で大量に被害者が出ていました。異常な数の葬式、不当逮捕失踪者。全国的にメモリアルパーク霊園が造成されていました。驚くばかりですが現実のようです。市内の団地も明らかに不当逮捕殺人で多くの世帯がすでに失踪しています。完全にnwo, nsa占領植民地化作戦でしかないのではないかと思います。ニューヨークやシカゴから黒人が消えて、インドネシアで突然コーヒー栽培が始まり中米やアメリカなどから移住。原住民が消えています。

    さらにそのあとも執拗なまちぶせや逮捕未遂、交通事故誘発暴行殺人未遂脅迫、これを利用して、自分たちがわき道から出てきて一旦停止無視保険金詐欺で勝手に銀行金融保険自賠責審査機構に潜入し共謀で引き落としを挙行。退職してゆったりと暮らしていた教師の父親も職質や不当逮捕連行未遂、medusa電磁波拷問で入院。イレウスが隠語になっていたようで低周波で突然巨大な良性腫瘍でり患入院手術。回復したと思ったら脳幹射撃で植物人間状態になり入院。最期は突然謎の筋ジストロフィ状態で他界。すでに二十年以上も事件が続きすでに57歳になりました。人生は33歳で終わったようなものです。先生もお元気で長生きされてください。