【和子のつぶやき】 「戦争法案」・参議院での廃案を

ユニオン副代表で闘病されている瀬川和子さんがつれづれなるままに思いを語ります

・60年安保闘争の時、私はまだ子どもだった。

・連日テレビに映し出される国会前の安保反対デモに子ども心にも日本は大変な事になっていると感じた。丸腰の学生達に警官が殴る、蹴るの暴行を繰り返すのを見て自分の父親の職業が悲しくなった。

・それでも父のいない日は兄と二人で「安保反対!安保反対!」と叫びながら家の中をグルグル回った。

・安保の意味も分からなかったが父への反発も込めていてもたってもいられなかった。

・当時の国会前デモは30万人にも達した。岸信介首相はアメリカCIAからお金を受け取って「安保改定」を強行採決に及んだ。
・あれから55年、岸信介の孫安倍晋三が「戦争法案」を衆議院で強行採決した。

・アベカモがネギ背負ってアメリカ議会まで行って約束した事を半ば果たした。

・アメリカも法案成立を見込んで、515日にアメリカ議会の下院が国防予算の大枠を決める国防権限法案を賛成多数で可決した。この国防権限法案には、日本の集団的自衛権についても「集団的自衛権の行使容認を含む日本の防衛政策の変更を支持する」と明記され、安倍政権の軍事政策を支持すると表明。

・新しいアメリカの予算案では軍事費が計6千億ドル(約72兆円)超に増額され、周辺各国との連携強化が全面に押し出されるような形になっている。

・これでは安倍晋三も後に引けないだろう。

・焦ってはテレビ出演を繰り返し「戸締まり」論などの稚拙な例え話しを持ち出し失笑を買っているのにも気づかない。

・泥棒は自分だという事に気づかないのか!憲法9条という鍵を壊し私たちの生命と財産を盗みアメリカに差し出そうとしている。

・安倍晋三の2度目の政権投げ出しも囁かれている。参議院での質疑も始まる。民衆の怒りは日毎に増している。全国各地で怒りのデモが湧き上がっている。私たちは諦めない、決して安倍政治を許さない!