2020旗開き報告

2020年旗開き報告

・旗開きという形で新年の活動がスタートして5年目、いろんな緊急案件が起きますが、今年は、事務局長の島野さんがインフルエンザに罹り参加できない事態になりました。急遽前日対策がとられ非常事態の下、2020年1月11日(土)旗開きがスタートしました。今年は、議員の方の参加がなかったのですが、32人の組合員、支援者の参加の下で盛大に行われました。

・崎井代表が、昨年のラグビーブームで身辺多忙になっていること、乾杯の音頭をとってもらった泰山さん(北摂地域ユニオン)もラグビーというスポーツがもつダイバーシティに触れ、ユニオンの中でもブームは続いていました。

・来賓あいさつでは、笠井弘子さん(きょうとユニオン委員長)が昨年末事務所で行われた韓国労組との交流に触れ今後も活動を継続することを望んでいると表明。3年ほど子どもの学習支援に関わっていただいた堀詩織さん(関西学生アルバイトユニオン代表)が久しぶりに参加、奨学金問題などの経済的問題を抱える学生にとって、ユニオン活動の必要性を訴えました。

・また木村真さん(コミュニティユニオン関西ネットワーク事務局長)からは「モリ、カケ、サクラ」をテーマに報告をしていただきました。昨年末の森友控訴審判決の予想外の勝訴の裏話、森友問題もまる3年が経過するが、つかんだら離さないでしつこく継続して活動を続けることが大切とアピールされました。

・モリトモ発覚以後ここ何年かの新年の年賀や挨拶は(モリトモ隠蔽逃げ回りの状況の中で)おめでとうの言葉が素直に出てこない新年が続いていた。

・こんな状況なので昨年12月20日の土地価格不開示の民事裁判の判決の日、今度も負けるだろう想定して裁判長が原告敗訴の判決文を読み終わった途端に自分が原告席で「不当判決に抗議する!」と拳を上げ、傍聴者が「忖度判決抗議!」の紙を一斉に掲げるシミュレーションをみんなで準備していた。

・ところが想定外の勝訴。一瞬なんの事かわからなくて隣の大川先生に聞いて勝った!!と理解した。なので、「不当判決」を記した紙しか準備してなくて、慌てて支持者がたまたま持っていた「勝訴」とプリントされたタオルを掲げた次第。

・勝つんやったら賠償金を100万ぐらいにしておけばよかった。(11万円受け取る。)無償で取り組んで下さった大川先生にもっとお返しできたのに・・・。

・最近少しずつ流れが変わってきた予感も。

 

・サクラもあり、「モリカケサクラ」と一連の出来事が繋がり安倍政権の本質が暴かれつつある。油断はできぬが、今年こそ希望の持てる年になるのでは?という期待も生まれてきたような。つかんだしっぽは離さない。あきらめず粘り強く闘うことをモットーに今年も頑張りたい。

 

・2部は村上さん、河崎さんのアコーディオンとギターの伴奏で、「赤旗の歌」「インターナショナル」の歌の解説をしていただいて全員で歌いました。また参加者の方からは、ユニオン活動の関わりなど恒例の新年の訴えをしてもらいました。本当に多様な活動が交差して現在の活動が展開されていると実感するひと時でした。

・今年は、若い人が参加して(川原さん、一宮さん、堀切さん)準備や片づけも手伝って自分なりのアピールもしてくれました。特にメルカリを通じた販売活動を軸に事務局に参加している堀切さんは、若者の置かれた状況の課題を力強くアピールしていました。

・最後に日常的な活動を担っているスタッフが前に並び、代表して上林さんが支援のお礼と今年の活動の決意を述べて、2時間半の旗開きはお開きとなりました。

まさにワンチームとなって、旗開きを運営した一日でした。