「瑞穂の國記念小學院」の開校を認可しないように申入れ

2017/2/27 大阪府教育庁 私学審議会に申入れ

・ 2月27日、サポートユニオンwithYOUは、子どもたちに渡すな!あぶない教科書大阪の会、教科書問題を考える北摂市民ネットワーク他40団体で、府教育庁向井正博教育長に対して、「瑞穂の國記念小學院」を認可しないように申し入れ、早急に協議すうように伝えました。

・ 府教委私学課は、2015年1月の私学臨時審議会で「認可適当」となっていますが、タイムリミットの3月20日ごろには、私学審議会で決めると答えました。この審議会は松井知事とは独立した機関であり、最終的判断は向井正博教育長にあるとも答えました。

・ 申入れの際、大阪の会の代表である上杉聰さんから、私学課へ、塚本幼稚園のあの安倍総理万歳の体育大会のDVDを資料提供しその問題点を説明しました。

 

・ ユニオンは、教育勅語排除衆議院決議(1948/6)に違反する塚本幼稚園の教育勅語唱和・暗唱の問題もあわせて回答するように求めました。

 

私学課への質問事項

① 教育庁は私立「瑞穂の國記念小學院「の土地取得をめぐる一連の疑惑についてどのように考えているか。問題があるかないか。

② 私立「瑞穂の國記念小學院「の建設地の地下には大量の廃棄物があり、その中には児童の健康を害する有害物があるとも言われている。これについてはどのように認識しているか。有害物の可能性があるとすれば、学校用地としてはふさわしくないと考えるが、教育庁はどのように考えるか。

③ 私立「瑞穂の國記念小學院」の設立母体である学校法人森友学園が外国人を差別する文書を保護者に配布したことについて、教育庁は調査結果を明らかすべきだ。また教育庁は配布文書がヘイトスピーチ文書に当たると考えているか。 

④ 一連の報道からして、私立「瑞穂の國記念小學院」は子どもを教育する学校としてまったくふさわしくなく認可すべきでないと考えるが、教育庁はどのように考えているか。